スマートフォンと送金関係の資料を相談員と整理する様子のイメージ写真
写真はイメージです

相談者・相手の設定と調査目的

相談者を岐阜市に住む40代女性G、相手Hをアプリで会社経営者と名乗る人物とする設定で説明します。相談者は一度会った後に金銭を求められ、30万円を送金したと説明しています。「岐阜市在住」「会社を経営」という情報は、Hが述べた内容であり、確認済みのプロフィールとして扱いません。

依頼の目的は、相談者が保有するメッセージと送金資料の対応、相手が述べた勤務先等との食い違いを整理することです。相手のアカウントへログインしたり、非公開の口座情報を取得したりする設定ではありません。詐欺事件との断定ではなく、被害の疑いに関する資料整理の見本です。

報告番号
記載例 R06
相談者G
岐阜市在住・40代女性という設定
対象者H
アプリ上の表示名のみ。本名・住所は未確認
相手の申告
40代・会社経営・岐阜市在住。いずれも未確認の設定
金銭の経緯
30万円を送金し、その後の60万円は送金していない設定
確認資料
相談者本人のメッセージ、本人の送金控え、適法に閲覧できる公開情報
確認目的
出来事と資料を対応させ、警察等への相談資料を整理

経緯と確認作業|時系列の資料整理

「経緯」は相談者から提供された記録、「相談後」は報告作成の手続として区分します。会った場面は依頼者申告で、調査員が現地で目撃した事実と書き換えません。金額・日程・資料番号は記載方法を説明するために設定しています。

  1. 経緯1日目20:10

    マッチングアプリ

    HからGへ連絡があり、岐阜市で会社を経営していると名乗るメッセージがある。

    提供メッセージ想定資料:資料01

  2. 経緯14日目18:30

    JR岐阜駅周辺

    GはHと飲食店で会ったと説明する。この面会を調査員が目撃した記録はない。

    依頼者申告想定資料:聞取りメモ02

  3. 経緯21日目21:00

    本人のトーク履歴

    Hが事業資金の不足を理由に30万円を求めたやり取りを、Gの提出記録で確認する。

    提供メッセージ想定資料:資料03

  4. 経緯22日目10:12

    本人の送金記録

    Gが提出した送金控えに30万円の振込みが記載されている。口座名義とH本人の同一性は未確認。

    提供書面想定資料:送金控え04

  5. 経緯25日目09:30

    本人のトーク履歴

    Hがさらに60万円を求める記録がある。Gは追加分を送金していないと説明する。

    提供資料・申告想定資料:資料05・確認メモ06

  6. 相談1日目13:00

    岐阜市の相談窓口

    依頼目的、本人が保有する資料、資料の利用範囲を確認。追加送金の前に警察等へ相談するよう案内する。

    相談手続想定資料:受付メモ07

  7. 相談1日目15:00

    本人からの提供資料

    メッセージの前後、表示名、日時、送金要求と控えを対応させ、抜けた箇所を一覧にする。

    資料整理想定資料:対応表08

  8. 相談2日目10:30

    閲覧可能な公開情報

    申告された会社名の公開情報を照合するが、Hがその会社の代表者であるとの確認には至らない設定。

    公開情報確認想定資料:照合メモ09

  9. 相談2日目14:00

    報告

    金銭要求と送金の経緯、相手の申告、未確認事項を区分して経緯表を提出する。

    報告作成想定資料:報告一覧10

確認結果|金銭の経緯と未確認事項

この記載例で資料から示せるのは、30万円の要求と送金控え、その後の60万円の要求が対応していることです。相手が名乗った会社との関係、本名、住所、口座名義人との同一性は未確認です。同名の会社があることや、氏名らしい表示だけで本人を特定した報告にはしません。

一度会った相手であっても、金銭を求める理由が事実かどうかは別の確認が必要です。刑事事件の認定、逮捕、被害金の回収まで完了したという結末はこの記載例に含めません。資料のつながりと不足を明らかにし、次の相談に使えるように整理することが到達点です。

整理する区分 資料と記載事項
相手が述べたこと 表示名、経営者との申告、資金が必要との説明。真偽は区分
相談者側の資料 メッセージの前後、金銭要求、本人の送金控え
未確認事項 相手の本名・住所、会社との関係、口座名義人との同一性
この記載例に含まれない結果 犯人の特定、刑事事件の認定、返金・回収の成功

報告と、警察・金融機関への相談準備

岐阜県警察は、SNSやマッチングアプリを通じた金銭の要求について、お金を送る前に家族や警察へ相談するよう案内しています。既に振込みで被害にあった場合、金融庁は警察と振込先の金融機関への連絡を案内しています。追加の支払いを即決せず、送金記録ややり取りを手元にそろえて早めに相談してください。

提出する見本は、出来事の順番、資料番号、金銭の要求と送金の対応、未確認事項です。「取り返せる」「相手を必ず特定する」といった約束をせず、相談者が自分で保有する資料をどのように説明できるかを整理します。調査の可否と範囲は、確認したい目的と現在の資料に応じて打ち合わせます。

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確認したいことと、すでに分かっている日時・資料をお伝えください。ご相談・お見積もりは無料です。対面相談は事前予約制です。

料金・契約条件の詳細は料金表と対応する調査項目でご確認ください。岐阜支店:岐阜市住田町1丁目34 Kalen Luce 201号。